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今夜、何を作ろう

 料理について書く。といっても、おれは腹さえ膨れればそれで十分というタイプで、味にこだわるなんてことはまったくない。当然、料理を楽しむなんてこともなく、久しく目玉焼きさえ焼いたことがなかった。しかし、最近になって料理(らしきこと)を始めたのは、一つには経済的な理由から。ただ、もともと味にこだわりはないのだから、スーパーの惣菜コーナーで値引きシールが貼られたものを選んで購入するとかすれば、それでなんとかなるわけですよ(なんでも最近はスーパーの閉店間際に来店する高齢者が増えているとかで、当然、狙いは惣菜コーナーの値引きシールが貼られた食品。そういう時代、なんですって。だからさ、どうせなら藤竜也にはそういう時代を生きる孤独な高齢者を演じて欲しかったんだけどねえ、あんな「美食の巨人」とやらではなく……)。で、実際、これまではそうしていたわけだけれど、それがここへきて料理(らしきこと)を始めたということであって――

インバウンドリンクが不適切です。

 ――と、言われちゃいましたよ、Bing Webmaster Toolsに。これ、ドキッとするよね。これだけを読むと、まるでおれがインバウンドリンクを不適切な方法で(たとえば、カネで買うとか)かき集めていて、それがBing Webmaster Toolsに見破られたとか。で、「インバウンドリンクが不適切です」。「不適切」ってワーディングからはそんなイメージが喚起されるんだが……まあ、高校教師と女生徒の「不適切な関係」みたいな、人間としてのモラルに関わるようなね。「不適切」ってのはそれほどの強いワーディングですよ。もっとも、Bing Webmaster Toolsが言っているのはそういうことじゃなくって、高品質のドメインからのインバウンドリンクが不適切――つまり、不足しているということ。Bing Webmaster Toolsのホームページの最上部にはBing Webmaster Toolsからの推奨事項が表示されることは「Webサイト上にタイトルが短すぎる多数のページがあります。」でも書きましたが、当然、この件も表示されていて、その文言をフルでご紹介すると――「お使いのWebサイトには高品質のドメインからのインバウンドリンクが不足しているため、オンラインでの可視性に悪影響が及ぶ可能性があります」。まあ、そんなこと、言われなくっても、こちとら重々承知なんだが……これがね、Recommendationsというページだと「高品質のドメインからのインバウンドリンクが不適切です」と表現が変わっちゃうんですよ。ここは「高品質のドメインからのインバウンドリンクが不足しています」だろう。「不適切」ってのはさ、くり返しになりますが、高校教師と女生徒の「不適切な関係」みたいな、人間としてのモラルに関わるような問題を指摘するときに使うべき言葉で。確かMicrosoftのAIツールはCopilotと言ったはずだけれど、これもCopilotによる自動翻訳だとしたら……まだまだ日本語の学習が不足しているなあ……。

Webサイト上にタイトルが短すぎる多数のページがあります。

 えー、多分、ほとんどの人にとっては意味不明のタイトルではありましょうが……今、Bing Webmaster Toolsにアクセスするとホームページの最上部にこんなメッセージが表示されるのだ。これ、Bing Webmaster Toolsの推奨事項といやつで、要するにページタイトルが短すぎるというのだけれど(タイトルが短すぎると「検索エンジンやユーザーがページのコンテンツを理解するのに十分な情報が提供されない可能性があります。これにより、クリックスルー率が低下し、トラフィックが減り、検索エンジンのランキングが下がる可能性があります」というのがBing Webmaster Toolsのお告げ)……そんなの、余計なお節介だって。こっちはいろいろ考えてタイトルを付けてるんだから。「適切に作成されたわかりやすいタイトル タグを使用すると、Web サイトの SEO/GEO パフォーマンスを向上させ、訪問者のユーザー エクスペリエンスを向上させやすくなります」と仰いますがね、SEOがそんなにエライのか? こちとらSEOのためにウェブサイトをやってんじゃないんだよ。そもそも、推奨事項などと称してこんなお節介を焼いてくるなんて……以前、おれはGoogle Analyticsってのを使っていたことがあるんだが、使いはじめて1か月ほどするとやたらといろんなことを「推奨」してくるようになって、それが鬱陶しくてやめてしまった。親切ごかして口出しをしてくるシステムほど鬱陶しいものはない……。

ビング!

 新しい記事を書いて、Googleのサーチコンソールからインデックス登録をリクエストしても、登録がされない。クロールはされるんだが、インデックス登録がされない。「楽園、発見。」もそうだし「どうしようもない私が「生きている」」もそうだし「布施に有縁の地あり〜おれはひとりぼっちじゃない、〈彼ら〉がいる限り〜」もそうだし。「楽園、発見。」なんて、書いたのは1月の第1週だよ。それが、未だにインデックス登録がされない――ということを書いてからかれこれ1か月経つんだが、未だにインデックス登録がされていない。いや、新しい記事がインデックス登録がされていないばかりではなく、古い記事も(従来、インデックス登録がされていた記事も)インデックス登録がされていない。今日時点で「クロール済み - インデックス未登録」とされている記事は、なんと、26ページにも上る。これね、26/207だから、割合で言えば10%を超えているんだよ。その内、これが20%を超え30%を超え40%を超え……。

自称・反日分子の「日本の古代史はおもしろい」③

 もし「自称・反日分子の「日本の古代史はおもしろい」②」に書いたように、継体天皇の正体が百済の大王・武寧王の弟だとしたら……当然のことながら、天皇の血は引いていないので、この時点で皇統は断絶した……かというと、そうはならない。だって、継体天皇の皇后とされる手白髪郎女は仁賢天皇の皇女なので。だから、皇統は維持されている、ということになる、女系ではあるけどね。で、おれが保守派の皆さんに勧めたいのは、女系を認めることですよ。なんで女系だとダメなんだろうなあ。保守派はいろいろ言っているけれど(外戚が力を持つことへの懸念とか)、要は、これまでがそうだったから、ということに尽きるんじゃないのかなあ。

 でもね、仮に継体天皇の正体が百済の大王・武寧王の弟だというのが自称・反日分子の妄想だとしても、女系による皇位継承が疑われるケースは他にもあるんだから。それは、第9代開化天皇から第10代崇神天皇への皇位継承。『日本書紀』でも『古事記』でも崇神天皇は開化天皇の第二皇子とされているので、この皇位継承には何の問題もないように思われる。ところが……この皇位継承には相当の問題がある。まず、『日本書紀』では崇神天皇の皇后を御間城姫であるとしている。この御間城姫、どういうプロフィールの姫かというと、垂仁天皇紀に記載があって「大彦命の女なり」。大彦命というのは第8代孝元天皇の第一皇子に当たるので、つまりは孝元天皇の皇孫ということになる。ところが、『古事記』では崇神天皇(御真木入日子印恵命)の皇后は竹野比売であるとしている。この種のゆらぎは往々にしてあることではあるんだけれど、ただ、このケースの場合、厄介なのは、『古事記』では開化天皇(若倭根子日子大毘毘命)には御真津比売命という皇女がいたとしていること。御間城姫と御真津比売命――、実によく似ている。まあ、そんなこともなくはないのかも知れないけれど、でも『日本書紀』には開化天皇に御真津比売という姫がいたなんてことは一言も記されていない。だから、御間城姫と御真津比売命というよく似た名前の2人の姫がいた――ということではないんだよ、きっと。2人は、1人。そうなると、『日本書紀』か『古事記』のどっちかがウソを書いている、ということになるわけだけれど……しかし、ことは単に『日本書紀』か『古事記』のどっちかがウソを書いている、ということに止まらない。いや、仮にウソを書いていたのが『古事記』なら、話はそこまで、ということになるだろう。しかし、『日本書紀』がウソを書いていた、となった場合、ことはとんでもなく複雑になる。というのも、その場合、崇神天皇は開化天皇の第二皇子というのも、ウソ、ということになるわけだから。

自称・反日分子の「日本の古代史はおもしろい」②

 もしかしたら、澤田ふじ子の念頭にあったのは、仲哀天皇の最期かも知れないなあ。『日本書紀』では「一に云ふ」として「天皇親しく熊襲を伐ちて賊矢に中りて崩りたまふ」。熊襲征討と蝦夷征討は大和朝廷の拡張政策の一環という意味で共通しており、であるならば熊襲征討の過程で起きたことが蝦夷征討の過程で起きた(あるいは、起きかかった)としても何ら不自然ではないだろう、というような?

 ただ、仲哀天皇が熊襲の矢に射られて死んだというのはあくまでも一書が伝える異説ということになっていて、『日本書紀』が紡いでいるのはもっとミステリアスなストーリー。即位8年、仲哀天皇は熊襲征討を群臣らに諮るのだが、神懸かりとなった神功皇后が次のような〝異論〟を述べる――「天皇何ぞ熊襲の服(まつろ)はざることを憂ひたまふ。是れ膂宍(そしし)の空国(むなしくに)ぞ。豈兵を挙げて伐つに足らむや。茲の国に愈(まさ)りて宝国有り。譬へば美女(をとめ)の睩(まよびき)の如くて向津国有り。眼の炎耀く金銀彩色多に其の国に在り。是を𣑥衾新羅国(たくぶすましらぎのくに)と謂ふ。若し能く吾を祭りたまはば、則ち曾て刃に血ぬらずして、其の国必に自ら服ひなむ。復た熊襲も服ひなむ」。要するに、熊襲なんか構わずに、新羅を攻めろと。しかし、そう誘導するに当たって新羅を「美女の睩」(「睩」とは「眉引き」の意、らしい)に譬えるとは。多分、昭和の軍人さんなら、この御託宣に手もなくそそのかされてしまったはず……。しかし、どうやら仲哀天皇はこんな誘惑には負けない凛とした武人だったらしい。御託宣を信用せず、却って「誰の神の徒に朕を誘きたまふ」との疑いを抱く。すると、皇后はまたもや神懸かりとなって――「其れ汝王(いましみこと)、かく言(のたま)ひて遂に信(う)けたはずば、汝其の国を得たまはじ。唯今皇后始めて有胎(はらみ)ませり。其の子(みこ)獲たまふことあらむ」。要するに、言うことを聞かなければ、子に取って代わられるぞ、と。仲哀天皇はそれも無視して、熊襲征討の途に就く。しかし、「え勝ちたまはで還ります」。そして、翌年の春、「天皇忽に痛身(たやみ)たまうこと有りて、明日崩りたまふ」。

自称・反日分子の「日本の古代史はおもしろい」①

 われながら、すごいタイトルをつけたもんだ。でも、おれは紛れもなく「反日分子」だって。何を以てそう言うかというと……今、おれの手元には、1976年に「東アジア反日武装戦線」を救援する会(準)が発行した『「東アジア反日武装戦線」を救援する会通信 第2号』がある。この通信(パンフレット)には「アジア人民の歴史的な憎悪と怨念は、私たち日帝本国人に、まず天皇ヒロヒトをこそ死刑執行せよ、と要求している。」が掲載されていて、そんなものを得意満面で持ち出してくるんだから、おれが「反日分子」であるのは明かだろう。

 そんな「反日分子」が、日本の古代史はおもしろい、と。で、しばらくこの方面で遊んでみようか……と、そんなことを考えているんだから、多分、アタマがどうかしちゃったんだろうな。

 ということで、最初に佐伯男(さえきのおとこ)という男のことを書いておこう。漢字で、ただ一字、男。何とも男らしい。これぞmasculineというやつだな(ちなみに、masculineの反対語がfeminine)。では、この佐伯男、一体どんな「男」なのかというと、これが、案に相違して……。佐伯男は、かの壬申の乱の敗者である大友皇子の近臣で、大海人皇子の挙兵が伝えられるや、近江朝廷では各地に使者を派遣して参陣を促すこととなるのだが、この際、筑紫国に遣わされることになったのが佐伯男。どういうプロフィールの人物かというと、中大兄皇子が蘇我入鹿を討った乙巳の変で入鹿に止めを刺した佐伯子麻呂の又甥(子麻呂の兄・東人の孫)で、大友皇子は天智天皇(中大兄皇子)の第一皇子に当たるわけだから、中大兄皇子と佐伯子麻呂の関係がそのまま大友皇子と佐伯男の関係に引き継がれているように思える。いずれにしても、大友皇子にとっては頼りになる側近だったのだろう。で、このときも近江朝廷の存亡に関わる重大なミッションを託されることになったわけだが……さて、ミッションの結果や如何に?

再びぼっちは語る
〜もしも阿彦峅が布施阿弭古峅だったら〜

 TVerで「ヒロシのぼっちキャンプ」を見ていて思ったんだが……おれって、自宅でキャンプしているぼっちキャンパーなのではないかと。食っているのはキャンプ飯みたいなものだし。眠っているのは万年床という名のシュラフ(?)だし。だから、ほぼほぼぼっちキャンパーだろうと。で、そうであるならば、今、自分が置かれた境遇もそんなに悲観すべきものではないのかな、と。ここは、そう考えて、もう少し〝キャンプ飯〟に工夫を凝らすこととしようか。たとえば、インスタントラーメンを食うにしても、もやしをトッピングするとか、焼き海苔をトッピングするとか。ヒロシなんて、焼きベーコンまでトッピングしていたからなあ。あの姿勢は見習わなければ……。もっとも、「ヒロシのぼっちキャンプ」は、ぼっちキャンプとは言いながら、ぼっちじゃないけどね。少なくとも、カメラマンは同行しているわけだし。さらに、エンディングのクレジットを見ると、どんだけスタッフが関わってんだと。一方、YouTubeには本当にひとりでやっていると思われるキャンプ動画がたくさん上っていて、中にはなかなかのクオリティのものもある。こうなると、何も「ヒロシのぼっちキャンプ」をことさら持ち上げる理由はないような? ただ、多くのスタッフが関わっている「ヒロシのぼっちキャンプ」と本当にひとりでやっていると思われるキャンプ動画のどっちによりぼっちを感じるかというと……「ヒロシのぼっちキャンプ」なんだよ。その理由は、独り言。本当のぼっちは、滅茶苦茶、喋る。そうしないことには、淋しくてやりきれない。ところが、YouTubeに上っているキャンプ動画の中には無言を貫いているものが少なくない。それはそれで強いメッセージを放っているとは言えるけれど。でも、無言でいられるってのは、ぼっちじゃないからだよ。きっと普段は人に囲まれているんだろう。そして、会話に満たされている。そのインターミッションとしての無言劇。だから、あの無言に貫かれたキャンプ動画群におれはちっともぼっちを感じないんだよ。それが感じられるのは「ヒロシのぼっちキャンプ」。あのとりとめのない独り言こそはぼっちの習性だよ。多分、ヒロシはカメラが回っていなくても喋ってるよ。だって、それがぼっちだから。

ぼっちは語る
〜坂上田村麻呂の出世と佐伯有頼の出家をめぐる仮説〜

 このブログを今のURLで運用するようになってからかれこれ5か月になるんだが、なんともナサケナイなことになっていて。新しい記事を書いて、Googleのサーチコンソールからインデックス登録をリクエストしても、登録がされない。クロールはされるんだが、インデックス登録がされない。「楽園、発見。」もそうだし「どうしようもない私が「生きている」」もそうだし「布施に有縁の地あり〜おれはひとりぼっちじゃない、〈彼ら〉がいる限り〜」もそうだし。「楽園、発見。」なんて、書いたのは1月の第1週だよ。それが、未だにインデックス登録がされない。なぜこういう仕打ちを受けなければならないのかについては、ググればいろいろ情報が出てくる。出てくるんだが、書かれていることはみな一緒で。要するに、Googleによって「低品質でオリジナリティのないコンテンツ」と評価されているということ。では、「低品質でオリジナリティのないコンテンツ」とは、具体的にはどんなコンテンツかというと――

布施に有縁の地あり
〜おれはひとりぼっちじゃない、〈彼ら〉がいる限り〜

 自分はナニモノなのか? ということに考えが向かうのは……淋しいからだろうなあ。ひとりぼっちで、淋しい。その淋しさを紛らわすには、自分のルーツに思いを致すのが、いい。自分が、今、ここにいる、というのは、何代にも亘って営々とくり返されてきた世代交替の結果であって、この事実を思うならば……おれは決してひとりぼっちじゃない……と感じられる効果が、自分のルーツに思いを致すという営為には、ある。そんなふうに、今、自分が取り組んでいることの〝意味〟を整理した上で……

 おれの父方の祖父は義春というんだが、改製原戸籍なるものを見ると、岡村次左エ門の参男となっている。しかし、実は義春は次左エ門の実子ではなく、生まれてすぐに岡村家に貰われた、ということが、まあ、公然の秘密とでも言うのかな、家族内では周知の事実で、では実の父は誰かというと、それは佐伯という人だそうだ。しかも、佐伯というのは、岡村家からすれば地主さんに当たるそうで、言うならば旦那さんということになる。その旦那さんの子をなぜか小作が貰い受けたわけだが……それがどういう事情によるものかについては、聞いていない。もしかしたら、佐伯の家では育てられない事情があったのかも知れない。たとえば、旦那さんが下女に生ませた子であるとか。そう言えば、『日本之下層社会』の著者として知られる横山源之助は富山県中新川郡魚津町の出身なんだが、明治4年、魚津町の網元の家に私生児として生まれ、すぐに左官職人の横山伝兵衛の養子となった。この経緯については、横山源之助と同じ富山県魚津市生まれの歴史家・立花雄一が昭和54年に著した『評伝横山源之助:底辺社会・文学・労働運動』に横山源之助の最期を看取ったとされる尾崎恒子の口伝として詳しく記されていて――「実の父親は魚津の網元であった。実の母が網元の家に下女奉公にあがっているうちに不義の子を孕んだ――それが源之助であったという。不義の子なるがゆえに実子としての認証は拒絶された。いくばくかの養育料(賠償金といっていいかもしれない)をあてがわれて、下女は網元の家を放逐された。主家をおわれた女は不義の子を腹にしながら、実家かあるいは心ある縁辺のもとに身をよせた。そして薄幸の子を産みおとしたのである」。まあ、下女に生ませたんなら、当然、その下女に育てられるはずで、なんで岡村家に養子に出されたんだ? という話になるわけだけれど……ともあれ、義春の実の父は次左エ門ではない、佐伯という人。これは、まちがいない。